コーヒー豆

2025/07/02 コーヒー豆

初心者でも飲みやすいコーヒーおすすめ10選!苦手な人でも飲める

コーヒーの苦みや酸味が苦手で、飲みにくいと感じている人も多いのではないでしょうか?

コーヒーの種類によっては苦みや酸味が強いため、初心者の方は苦手だと感じることも多いと思います。

そこで本記事では、初心者でも飲みやすいおすすめのコーヒーについてご紹介します。

飲みやすいコーヒーを探している人は、ぜひ参考にしてください。

初心者がコーヒーを飲みにくいと感じる理由

初心者がコーヒーを飲みにくいと感じる理由は、以下の2つが挙げられます。

  1. 苦みや酸味があるから
  2. 雑味が出ているから

これらのコーヒー特有の特徴によって、飲みにくいという意識が生まれている可能性が高いです。

ここから、それぞれの理由について1つずつ解説していきます。

苦みや酸味があるから

コーヒーを飲みにくいと感じる主な理由に、苦みや酸味があります。

苦みは焙煎によって豆の中に生成される、「カフェオール」や「クロロゲン酸の変化物」によって生まれます。

一方、あまり焙煎をかけていない浅煎りのコーヒーでは、果実のような酸味が出やすくなります。

苦みや酸味はコーヒー独特のものなので、味に慣れていないと「飲みにくい」と感じる可能性があるでしょう。

雑味が出ているから

コーヒーが飲みにくいと感じる理由はとして、雑味の存在があります。

雑味とは、コーヒーに期待される香りや味わいとは別に感じられる、不快な風味のことです。

焙煎が浅すぎたり、古く酸化した豆を使って抽出すると雑味が発生しやすくなってしまうでしょう。

鮮度の高い豆を使ったり、中挽き〜中粗挽きなど適切な挽き具合の豆を使用することで、雑味の発生を防ぐことができます。

初心者でも飲みやすいコーヒーの選び方

初心者でも飲みやすいコーヒーの選び方として、以下の3つがあります。

  1. 苦みや酸味が少ないコーヒーを選ぶ
  2. 焙煎度にこだわって選ぶ
  3. 新鮮なコーヒー豆を選ぶ

ここから、それぞれのポイントについて解説していきます。

苦みや酸味が少ないコーヒーを選ぶ

初心者の方は、苦みや酸味が少ないコーヒーを選ぶのがおすすめです。

苦みや酸味が少ないコーヒーは、まろやかで口当たりが良いので、砂糖やミルクを入れなくても飲みやすいからです。

焙煎度合いとしては、中煎り程度で、コーヒー豆の産地としてはエチオピアやケニア産のものがよいでしょう。

もし、自分で選ぶのに自信がなければ、カフェやコーヒー専門店の店員さんに聞いてみるのも一つの手です。

焙煎度にこだわって選ぶ

コーヒー初心者に飲みやすい焙煎度合いとしておすすめなのは、以下のような 「中煎り(ミディアムロースト〜シティロースト)」 です。

 なぜ「中煎り」が初心者におすすめなのか?

焙煎度 特徴 初心者にとってのポイント
浅煎り(ライト〜ミディアム) 酸味が強く、果実感が前面に出る 味の個性が強く、慣れないと「すっぱい」と感じる人も
中煎り(シティロースト前後) 酸味と苦味のバランスがよく、香りが豊か バランスが良く、飲みやすい!
深煎り(フルシティ〜フレンチ) 苦味が強く、コクも深い 重たく感じたり、焦げ感が気になることも

中煎りの味わいイメージは、以下になります。

  • 軽すぎず重すぎず、酸味と甘みのバランスが◎

  • ナッツやチョコ、軽いフルーツのような風味

  • ミルクとも相性が良く、ブラックでも飲みやすい

コーヒーは焙煎度によって味わいが変わってくるため、初心者の方は中煎りを選ぶようにしてみましょう。

 

新鮮なコーヒー豆を選ぶ

新鮮なコーヒー豆を選ぶのも、初心者にとって重要になります。

新鮮なコーヒー豆を使ってコーヒーを淹れると、以下のようなメリットがあるからです。

 

  • 香りがふわっと立ち上がる
  • 甘さや酸味、風味の違いが分かりやすい
  • 苦みがまろやかで飲みやすい

 

逆に、焙煎してから時間が経った豆は香りが弱まり、味も平坦になってしまいます。

コーヒーで大事なのは、賞味期限よりも焙煎日です。

 

可能であれば、焙煎から約2週間〜3週間以内の豆を選ぶようにしましょう。

専門店やオンラインショップで、焙煎日が明記されている豆を選ぶのがおすすめです。

 

初心者でも飲みやすいコーヒー豆おすすめ10選

初心者でも飲みやすいおすすめのコーヒー豆を、以下にまとめました。

  1. エチオピア・イルガチェフェ
  2. ブルーマウンテン
  3. スターバックス ハウスブレンド
  4. 岳山珈琲 マイルドブレンド
  5. 成城石井 マンデリンブレンド
  6. TOKYO COFFEE ブラジルサントス
  7. 小川珈琲 プレミアムブレンド
  8. UCC ゴールドスペシャル スペシャルブレンド
  9. コスタリカ グレースハニー
  10. ガテマラ・コンポステラ・ゲイシャ

ここから、それぞれのコーヒー豆について解説していきます。

エチオピア・イルガチェフェ

香り

フローラル、アールグレイのような余韻

味わい

やさしい甘さ、軽やかな酸味

初心者度

★★★☆☆(香りを楽しみたい方向け)

参考価格 1000円/100g

 

エチオピア・イルガチェフェは、エチオピア産のコーヒー豆です。

特に中煎りの焙煎度合いを選ぶと、フルーティーな風味が引き立ち、飲みやすくなります。

香り高いアロマと甘さが特徴で、初心者でも飲みやすいコーヒーだといえるでしょう。

コーヒー初心者の方で、酸味や苦味が苦手な人は、ぜひ試してみてください。

エチオピア・イルガチェフェの販売ページはこちら>>

ブルーマウンテンNo.1

香り

やわらかな甘み、ナッツ系、軽やかな香ばしさ

味わい

マイルドでバランス重視、まろやか

初心者度

★★★★★(迷ったらこれ!な王道コーヒー)

参考価格 3500円/100g

世界中で愛される、王道のバランス。
ジャマイカの高地で育まれたブルーマウンテンは、苦味・酸味・甘さのバランスが非常に良く、上品でまろやかな味わいが特徴。クセがなく、毎日でも飲みたくなるような「王道のコーヒー」として世界中にファンがいます。

 

スターバックス ハウスブレンド

香り

ナッツ、カカオ、ややロースト感強め

味わい

ほろ苦くコクあり、やや重め

初心者度

★★★☆☆(カフェらしい味を楽しみたい方向け)

参考価格

528円/100g

香ばしく、ナッツのようなコクが親しみやすい。
中南米産の豆を使用し、やや深めの焙煎で、カラメルやナッツを思わせる香ばしさが特徴。毎日飲んでも飽きのこない安定感があり、コーヒー初心者から中級者まで広く支持されています。

 

スターバックス ハウスブレンドの販売ページはこちら>>

岳山珈琲 マイルドブレンド

香り

やさしいロースト香、やや甘みのある香り

味わい

酸味と甘さのバランス、軽やか

初心者度

★★★★★(まずはここから!な安心ブレンド)

参考価格

950円/100g

毎日飲みたい、すっきりやさしい定番の一杯。
酸味と甘さのバランスがよく、クセがなくすっきりとした飲み口が特徴。ブラックでもミルクでもおいしく、初心者にも安心しておすすめできるブレンドコーヒーです。

 

岳山珈琲 マイルドブレンドの販売ページはこちら>>

成城石井 マンデリンブレンド

香り

スパイス、アーシー(大地のような)香り

味わい

深煎り、重厚なコクと苦味

初心者度

★☆☆☆☆(しっかり系が好きな人向け)

参考価格

473円/100g

深く濃厚、クセになる苦味とコク。
マンデリンらしい重厚感のある苦味とコクが特徴。アイスコーヒーにも合い、パンチのある味が好きな方におすすめ。好みが分かれる個性派の一杯。

TOKYO COFFEE ブラジルサントス

香り

アーモンド、ミルクチョコレート系

味わい

まろやかでコクあり、苦味控えめ

初心者度

★★★★☆(食事にも合う万能タイプ)

参考価格

900円/100g

飲みやすくて毎日続けられる、やさしいコーヒー。
ナッツのような香ばしさと、ほどよい甘みのあるブラジルサントスは、クセがなく誰にでも親しみやすい味。朝の一杯や仕事のおともに最適。

小川珈琲 プレミアムブレンド

香り

ローストナッツ、ややウッディ

味わい

落ち着いたコク、甘みと酸味のバランス

初心者度

★★★★☆(和の感覚に合う一杯)

参考価格

700円/100g

京都の老舗が作る、調和と深みのある味わい。
小川珈琲の看板ブレンド。甘み、苦味、酸味が調和し、後味は落ち着いたコクと香ばしさ。日本人好みの味づくりで、和菓子やお茶うけとの相性も◎。

UCC ゴールドスペシャル スペシャルブレンド

香り

軽やかな焙煎香、ややビター

味わい

苦味やや強め、すっきりとした後味

初心者度

★★★★☆(はじめの一歩におすすめ)

参考価格

323円/100g

手軽に楽しめる、定番の安心感。
全国のスーパーでも手に入るブレンドコーヒー。クセが少なく、飲みやすい味設計で初心者にも安心。価格以上に満足できる、コスパの良い一杯。

コスタリカ グレースハニー

香り

メープル、やわらかな果実感

味わい

甘さ重視、シルキーで優しい余韻

初心者度

★★★★★(とにかく飲みやすい!)

参考価格

1000円/100g

メープルのような甘さと、シルクのような口当たり。
飲みはじめからなめらかで、やさしく広がる甘さが特徴。苦味はほとんどなく、紅茶のようにスルッと飲める一杯。初心者にも人気のスペシャルティコーヒー。

コスタリカ グレースハニーの販売ページはこちら>>

ガテマラ・コンポステラ・ゲイシャ

香り

フローラル、ベルガモット、ピーチ

味わい

軽やかで複雑、透明感のある酸味

初心者度

★★☆☆☆(香りに感動したい方に)

参考価格

2200円/100g

香りでうっとり、特別感のあるゲイシャ品種。
ゲイシャ特有の華やかで紅茶のような香りが印象的。酸味は明るく、果実や花のような繊細な風味が楽しめます。特別な日にじっくり味わいたい一杯。

初心者におすすめのコーヒーの飲み方・淹れ方

初心者におすすめのコーヒーの飲み方・淹れ方は以下の通りです。

  1. ドリップに必要な器具を用意する
  2. お湯を沸かす
  3. ドリッパーにペーパーフィルターを乗せる
  4. コーヒー豆を計量する
  5. コーヒー豆を挽く
  6. コーヒー粉をドリッパーに乗せる
  7. お湯を3〜4回に分けて注ぐ

上記の手順に沿って淹れると、美味しいコーヒーが完成します。

ドリップコーヒーはコーヒーの淹れ方の基本なので、まずは上記の飲み方を試してみてください。

初心者におすすめのコーヒーの飲み方・淹れ方については、以下の記事でも詳しく解説しています。

<ブログカード>

初心者におすすめのコーヒーに関するQ&A

初心者におすすめのコーヒーに関する、良くある疑問は以下の通りです。

  • 飲みやすいコーヒー豆の産地は?
  • 飲みやすいコーヒーの温度は?
  • 初心者でも飲みやすいコーヒーの種類は?

ここから、それぞれの疑問について1つずつ解説します。

飲みやすいコーヒー豆の産地は?

飲みやすいコーヒー豆の産地としては、以下が挙げられます。

  • エチオピア
  • ケニア
  • コスタリカ
  • ルワンダ

これらの国を産地とするコーヒー豆は、フルーティーな風味が特徴で、特に中煎りにすると非常に飲みやすくなります。

酸味や苦味が苦手な人は、上記の産地のコーヒー豆を選んでみてはいかがでしょうか?

 

飲みやすいコーヒーの温度は?

一般的に、飲みやすいコーヒーの温度は60〜65℃程度とされています。

70℃以上だと熱すぎて口内をやけどする恐れがあり、50℃以下だとぬるく感じてコーヒー本来の風味がぼやけやすくなってしまうためです。

カフェでは提供直後の温度が70℃前後に設定されており、1〜2分置くと60〜65℃の適温になります。

提供直後は香りを楽しみ、1〜2分待って適温になったらゆっくりと味わうのがおすすめです。


初心者でも飲みやすいコーヒーの種類は?

初心者でも飲みやすいコーヒーの種類としては、苦みや酸味が控えめで、まろやかで飲みやすい味わいのものがおすすめです。

たとえば当店「岳山珈琲」では、以下のような豆が人気となっています。

  • 【マイルドブレンド】:酸味と甘さのバランスが抜群

  • 【コスタリカ・グレースハニー】:まろやかな甘さとやさしい香り

  • 【エチオピア・イルガチェフー】:香りをしっかり楽しみたい方に


はじめは、香りや甘さ、酸味のバランスが取れた中煎りが失敗しにくいです。

他にもミルクを加えたり、砂糖やシロップを少し加えると飲みやすくなります。

まとめ:初心者でも飲みやすいコーヒーを選んでみよう

本記事では、初心者でも飲みやすいコーヒーについて解説してきました。

コーヒーは種類によって酸味や苦味、香りが異なります。

初心者の方はなるべくフルーティーでまろやかな口当たりの種類を選ぶのがおすすめです。

岳山珈琲では、注文を受けてから焙煎を行い、自家焙煎コーヒー豆を全国へ即日配送しています。

コーヒー農園から届いた最高品質の豆だけを使用し、その日の気温や湿度に合わせて焙煎度合いを調整しています。

飲みやすいコーヒーを求めている人は、ぜひ岳山珈琲のコーヒー豆を見てみてください。

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